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「神書板刻」

神書板刻―祇園社神灯事件簿〈5〉神書板刻―祇園社神灯事件簿〈5〉
(2007/11)
澤田 ふじ子

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シリーズ最終巻。
祇園社の神灯目付は灯籠の火の管理をしながら境内の揉め事や事件を解決しています。
主人公の頼助は父親が華道の本家である公家の庶子。子供の時に父親の正妻に疎まれ、送り込まれた暗殺者を倒すために剣道を習い、今では馬庭念流の使い手でもあります。
正妻が死ぬ間際に仲直りをして、今では神灯目付をしているのでした。

江戸の寺社にも似たような役職はあるのでしょうが、舞台が京都ということで言葉遣いも京ことばで書かれていて独特の雰囲気があります。
シリーズ最後の話には尊皇攘夷がでてきます。
京都は天皇がいて公家も多く住んでいるので、こういった話が作りやすいのでしょうか。
表題の「神書」は天皇の系譜や日本書紀など天皇について書いたもので、幕府から出してはいけないと指定されているもの。それを密かに刷っては日本国内のあちこちで配っている人達がいて、その人達を殺す集団もまたいるのという話。
頼助の前にそういう人達が現れて、頼助の人生に転機が訪れます。
殺されそうになった版木の彫り師を助けたことで、尊王攘夷派と知り合うのです。
父親が公家でも、生まれや過去から公家の世界には未練がないと思っていたのですが、そうではなかったようです。
自分の剣をもっと使える場所に行きたいと思うのは剣豪なら当然かもしれません。
ただ、祇園社の茶屋の娘うず女のこととはかわいそうだと思います。
そして、もっとかわいそうなのは大梟のタケル。
いくら懐いていても野生の動物は自殺などしないと思うのですが・・・どうでしょうか。

書かれているのは18世紀で明治維新まではまだ間があります。
尊王が具体化するまでにはまだいろいろ行われたことがあったのでしょうね。
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