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本の感想や観戦してきたレースの思い出話

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読書「夢、疾る」

夢、疾る ~村松栄紀 あるレーシングドライバーの軌跡~(双葉文庫)夢、疾る ~村松栄紀 あるレーシングドライバーの軌跡~(双葉文庫)
(2010/02/12)
佐伯 泰英

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この本はすがやみつる氏のブログで知りました。

磐音シリーズで有名な佐伯氏が不遇の時代に書いたものを文庫化したと書かれていて、なかなか手に入らないとのことであわてて探したのでした。

本の紹介はすばらしいすがやさんの文章を読んでいただくとして、私なりの感想を。

ちょうど友人がなくなった時にこういう本を読むことになったのも何かの縁なのでしょうか。
文庫化されたときに加えられたインタビューの中の片山右京と服部尚貴の言葉が重く心にしみました。

2人とも身近にいた村松の死で「やりたいことは後回しにしない」と答えていました。

右京がF1から引退した後もラリーに登山にと活躍しているのもこのことがあったからなのでしょうか。
服部もF1に乗り、インディにも乗り、今は自分のチームを持って活躍しています。

インタビューされたのが2009年の10月、この後に右京は富士山登山をして友人を失ってしまいます。
現在はF1の解説に復帰しているのもこの言葉のおかげでしょうか。

私は生前の彼を知りません。
87年にF1が始まりオープンホイールのレースを見始めたばかりだったので、新聞記事で「テストで若手ドライバーが亡くなった」ということしか記憶にありませんでした。

この本に「89年のマカオGPのフリー走行でトップタイムを刻んだ」とあります。
今ならこのことがどれだけすごいことかはすぐにわかるのです。

同世代の右京や服部はF1に乗っています。
その彼らが「村松は速かった」というのですから、十分乗ることはできたと思います。
今のようにメーカーの後押しがあれば・・・

たら・ればと言うのは簡単ですが、そう言わずにはいられないくらいの才能だったようです。

残念ながら私はこの本から村松の人となりを感じきることが出来ませんでした。
24歳という短すぎる人生だったからでしょうか。

幼馴染でもありパートナーでもあったという女性が彼のことを覚えていて欲しいと出版したとのですが、第3者から見たという立場で書かれたせいか、彼女の居場所が希薄な感じがしました。
一番身近にいた彼女からも彼のことを聞きたかったと思います。

20年後の今読んだからいえることなのかもしれません。

それとも、そう感じるのは私が女性だからでしょうか。

最後に著者本人の言葉が痛かったです。

でも、まだまだレースに挑戦する若者はいるし、それを応援する人もいるはず。

可夢偉のように1人で頑張る若者に援助の手があると信じたいです。


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